| 花粉症 | |
|
|
|
| 〔花粉に対するアレルギー〕 花粉症とは、花粉という異物に対してアレルギー反応を 起こすことから、くしゃみ、鼻みず、目のかゆみといった症状があらわれます。 日本では、5人に1人が花粉症に悩まされているといわれています。 アレルギー反応を起こす花粉は、人によっていろいろです。 特にスギ花粉症が最も多く、花粉症の90%を占めています。 ほかに、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギなどがあります。 スギ花粉の飛散は、2月〜3月にかけてで、大半の人はこの時期に症状がでます。 花粉の飛散量が多ければ症状も重く、飛散量が少なければ症状が軽くてすみます。 花粉の飛散が少なければ、症状もおさまりますが、自然治癒はあまり期待できません。 治療や予防策を講じないと、次のシーズンにまた症状がでます。 また、これまで花粉症ではなかった人も、突然、症状が出て花粉症になることがあり、 患者は増加傾向です。年齢的には、20〜40代が最も花粉症になりやすいようです。 |
|
| 〔花粉症はなぜ起こるのか?〕 花粉などの抗原(アレルギーの原因)にはIgE(免疫グロブリンE)という 抗体というたんぱく物質が体内でつくられます。 IgE抗体は全身に広がりますが、特に鼻の粘膜などに集まり、肥満細胞とよばれる 細胞にとりつきます。 このIgEがあるレベル以上になると鼻みず・鼻づまりなどの症状が起き、 いわゆる「花粉症」の状態となります。 ただし、IgEのつくりやすさには個人差があるため、 同じ量の花粉に接しても、花粉症になる人とならない人がいます。 |
|
| 〔花粉症のメカニズム〕 花粉が肥満細胞のIgE抗体に結合すると、肥満細胞からヒスタミンが放出されます。 放出されたヒスタミンは鼻粘膜の細胞を刺激し、鼻みずを分泌させます。 また、ヒスタミンが顔面の感覚を支配する三又神経や涙腺の神経を刺激することによって、 それぞれ目のかゆみ、なみだ目の症状を起こします。目の充血は白目の部分の血管が 刺激により拡張することによって生じます。 |
|
| 〔カゼとの違い〕 花粉症の季節は冬から春になる季節の変わり目ですから、 カゼとの区別がつきにくく、風邪薬を飲んでしまう場合もあると思います。 鼻みずや鼻づまりがある方で下記のような項目にあてはまれば 花粉症である可能性が大です。 1、熱がない 2、目に症状がでる 3、外出すると症状がひどくなる |
|
| 〔アレルゲンを判別〕 花粉症の主な原因はスギ花粉ですが、これ以外の物質でも アレルギー反応を起こすことがあります。 アレルギーの原因物質を調べるには「皮膚反応テスト」を行います。 その方法は主に ・スクラッチテスト ・皮内テストがあります。 ここでは、安全で簡単なスクラッチテストについて紹介します。 スクラッチテストは、問診などから疑われるハウスダスト・ダニ・スギ花粉・ブタクサ花粉などの 抗原液を皮膚にのせ、注射針で血の出ない程度にひっかきます。 そして、15〜20分後に反応をみます。 皮膚に陽性反応がでれば、その物質がアレルギーの原因である可能性が高くなります。 |
|
| 〔花粉症 対策〕 花粉症の原因はもちろん花粉ですから、 花粉を完全にシャットアウトすれば花粉症は起こりません。 花粉の対策としては、メガネやマスクをして防御し、 外出をなるべく避けるようにすることが効果的ですが、 日常の生活で花粉を完全にシャットアウトするのは難しいものがあります。 帰宅した時には、家に入る前に衣服についた花粉をよく取り払ってください。 その後、洗眼、うがいを行い、鼻をかみます(または、洗います)。洗濯物や干した布団を 取り込む際にも、十分に花粉を払います。 室内もまめに掃除機をかけたり、雑巾がけをして、花粉を取り除く必要があります。 加湿器などを利用して、部屋の中が乾燥しないようにすることも大事です。 新聞、テレビ、ラジオなどを通じて発表される花粉情報にも気をくばり、抗アレルギー薬の 服用を始める時期や、マスク装着の要・不要を判断する必要があります。 一般に空梅雨、猛暑になると、スギの雄花が大量につき、翌年春の花粉が多くなることが わかっています。また、気温が高く湿度が低い日、つまりカラッと晴れた日ほど、 花粉はたくさん飛散します。 雨の日はあまり飛散しませんが、雨のあがった翌日に、大量に飛ぶケースが多いようです。 スギ花粉の飛散開始後、1ヶ月〜一ヶ月半ほど遅れてヒノキ花粉の飛散が始まります。 スギとヒノキの両方にアレルギー反応を起こす人も多いので注意が必要です。 その年によりますが、長いときは5月のゴールデンウィーク明けくらいまで、 ヒノキの花粉が飛散しているときもあります。 また、カルシウムの不足は肥満細胞の膜を不安定にし、ヒスタミンなどが遊離しやすく アレルギー症状が出やすくなるので、食事だけでなく、保健薬・サプリメントなどで カルシウムを十分に補給して下さい。体質改善にもなります。 |
|
| 〔花粉情報に注意〕 花粉症は命にかかわる病気ではありませんが、不快な症状が続くため、 集中力をなくして仕事や勉強に影響がでることがあります。 通勤、通学のときは、専用のマスクなどを使い、予防に気を配ります。 また、花粉情報に注意し、花粉の飛散が多い日は、なるべく外出を避けた方が賢明です。 やむをえず外出する際も、花粉があまり飛ばない早朝や夕方以降にすれば、 症状は比較的かるくすみます。 |
|
| 〔花粉予報〕 ・空梅雨で猛暑の翌年は、大量に飛散します。 ・飛散開始から数えて1週間後から6週間くらいの期間飛びます。 ・気温が上がり、同時に湿度が低下するとき飛散量は増えます。 ・雨が降ると、あまり飛散しません。 ・雨あがりで気温が上がり、湿度も低下すると飛散しやすくなります。 とくに早朝に雨があがった場合、その日は要注意です。 ・都市部では、風の強い日に注意。特に高温の日が続くと、大量に飛散するおそれがあります。 |
|
| 〔花粉症に効くツボ〕 ・迎 香・・・小鼻の両側 ・しん会・・・髪の生え際の中央と頭頂を結ぶ線上、髪の生え際から5分の2 鼻みずや鼻づまりを解消するには、小鼻の両側にある迎香がツボ。 花粉が飛散するシーズン前にこのツボの指圧を始めておくと効果的です。 また、しん会のツボは頭をスッキリさせるのに効果があります。 |
|
| DEAGOSTINI メディファイルより参照 | |
|
|
|
| |ホーム| |